自己紹介は、(1)全体の人に対して行う場合と、(2)相手の方に個人的に行う場合との2通りがあります。
(1)全体に対して
だいたい2分くらいで終わるようにしましょう。
ダラダラしないよう、また短すぎて何も残らないということのないよう、自宅で何度か練習しましょう。
自己紹介の内容の順序としては、
名前 ⇒ 出身 ⇒ 仕事の内容 ⇒ 最近うれしかったこと ⇒ 趣味 等。
2分ですと、「最近うれしかったこと」まで話せますし、趣味まで話せる方もいます。
ポイントとしては、マイナーなことはそこでは言わないこと。自分の年齢も20代、30代前半ならば言ってもかまいませんが、言いたくない方は言わなくてよいです。
例えばこういう方がいました。
「私は40歳です。こんなおばさんですが、今日はよろしくお願いします。」と言った女性。
美しい方で謙遜だということは私には十分わかったのですが、結局その方は、誰からも声をかけられませんでした。それはそうです。自分で自分を「おばさん」という人に対して、独身男性はヌプローチしません。
それと同じように、
「僕は離婚歴かせあり、子どもも一人います。」
と最初から自己紹介するのも冒険となってしまいます。
離婚歴、子ども、という、初婚者ばかりのパーティで披露するにはマイナーな情報となってしまい、皆に表明するにはリスクが大きいからです。
隠す、ということでなく、それは後の時間に個別に話していけばよいことです。
また、男性はよく、趣味のところで一人で行うスポーツや女性にあまり馴染みの無いスポーツなどを言う場合がありますが、できれば、女性も参加できるものを一つあげるといいです。
例えば、
「料理教室に最近通っています。」とか
「ジムで体を鍛えるのが趣味です。僕が指導するのでどなたか一緒に鍛えませんか?」
など、女性と付き合う可能性を広げるようなものがよいです。
ダメなのは、
「男同士でレスリングが趣味です。」「一人でドライブするのが趣味です。」など。
さらに50代以上の男性は、財力があればそれをアピールすることも忘れずにいてください。財力は大きな魅力の一つになります。
例えば、
「株が趣味で、毎年それだけでも食べていけるのですが、昨年はそれにプラスして1,000万円ほどの利益を上げ、今度伊豆に別荘を買おうと思っています。どなたか一緒にエンジョイしてくれる方を探しています。」など。
期待されるような財力がなければ、先ほどの体を鍛えていることなど、年齢になるべく焦点があたらないように自己紹介を工夫してみてください。
(2)個人対個人で
基本的に個人と個人の会話は、終始自己紹介で占められます。その流れは、(1)でお示しした流れと同じですが、相手との受け応えが入ってくるので、その流れに従いましょう。
先ほどの離婚歴などは、もし相手もそうだとしたら、自分もそうだ、と話せますし、相手が初婚の人を探している様子でしたら、そこで自分は対象ではないことをおしえてあげるのが親切です。
また、カップル成立となった場合は、付き合い始めて1カ月以内に、そうしたことは伝えておくことを私はおすすめします。
なお、私の方では、年齢の高い方や結婚歴、離婚歴のある方を対象としたパーティもやっていますので、お問合せください。
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