「男って浮気する動物なの。特に台湾は男全員、浮気してるよ。」これは私の台湾人の友達のSさんが言った言葉です。
いまだに信じられない言葉です。ウチの夫や私の父を見る限り、浮気とはほど遠いので。
ですが、日本人の男性も同じと考えてよいのかもしれません。世の中に出回っている婚活本や恋愛本には、男の浮気に注意みたいなことがよく書いてあるから。
女性にとって、パートナーあるいは恋人が浮気するのは気持ちのよいものではありません。できれば、そんなことは信じたくにすですよね。
でも、浮気を許す女性も中にはいるのです。
今回は、男の浮気を防ぐにはどうしたらよいか、ということと浮気を許したらどうなったか、ということについても触れたいと思います。
私は男の浮気を許す女神様なの
Yさん(女:45歳)は、その方面では有名な芸術家です。日本と外国を行ったり来たりする生活をもうずっと続けています。途中、2回結婚し、2回離婚しました。
離婚の原因は、夫の浮気。
二人とも、Yさんが留守の間、女性を引っ張り込んで、何回も事に及んでいたそうです。では、Yさんは、ゼッタイに浮気を許さない人だったのか、というと、実はそうではなかったのですね。
彼女は、忙しい人、結婚しても時間がなくて家事もろくにできない、子どもも作れない、夫は彼女より収入が低く年下。
こういう状況で、彼女は年上という負い目も加わり、夫に尽くして尽くしぬいたそう。馴れ初めは、二人とも彼女から「結婚しよう」と言い出したのだとか。
そしても留守がちの彼女は、夫が自分がいない間に浮気していることを知ります。
で、そこで修羅場が訪れたかというと、そうではなく、Yさんは夫の浮気を見て見ぬふりをし、事実上、何も言わなかったため、許している格好になったのだとか。
ですが、ある日、現場に鉢合わせをし、「出て行け!」騒ぎになり、離婚。
それが1回目の離婚の時か2回目の時かはっきり思い出せないほど状況が似ていたらしいです。
浮気をしたら結局離婚!浮気を許していても離婚!
浮気したら末路はどのみちいい末路にならないのでしょう。
ここで、皆さんに言いたいのは、
ゼッタイに浮気を許してはいけない!ということです。
ゼッタイに「浮気していいよ」と言わないことです。
ゼッタイに浮気はダメ!
と10回、言ってみてください。
あなた「今度イタリア公演があるので2週間留守にするけど、家事は家政婦さんに頼んだからね。」
彼氏「君がいないと寂しいよ。もしかしたら浮気しちゃうかもしれないぞ。」
あなた「浮気?浮気はダメよ。」
彼氏「じゃあ、早く帰ってきてヨ。」
あなた「それは無理なの。」
彼氏「じゃあ誰か他の女の子と遊んじゃうかもしれない。」
あなた「あらあら、困った人ね。遊びだったら仕方ないワ。でも本気はダメよ。いい子にして待っていてネ。」
彼氏『やったー!さっそくA子をウチに呼ぼう!』
二人はとても愛し合っているから、あなたとしては、彼氏のことを信じていたのでしょう。でもどんなに信じていても、彼氏はあなたから浮気を許されたと思い、必ず浮気をします。今すぐに会える相手はいなくとも、その後浮気相手を見つけようとします。
ですから、ゼッタイに許さないこと。末路は離婚なのですから。
では、どのように言えば良かったのでしょう。
あなた「今度イタリア公演があるので2週間留守にするけど、家事は家政婦さんに頼んだからね。」
彼氏「君がいないと寂しいよ。もしかしたら浮気しちゃうかもしれないぞ。」
あなた「浮気?浮気はダメよ。」
彼氏「じゃあ、早く帰ってきてヨ。」
あなた「それは無理なの。」
彼氏「じゃあ誰か他の女の子と遊んじゃうかもしれない。」
あなた「あらあら、困った人ね。そんなことをしたら殺すわよ。だからいい子にして待っていてネ。」
彼氏『仕方ない。酒でも飲んでゲームでもしているか。』
いかがでしたか?
そういえば、私も夫と結婚した時、「浮気してもいいよ。」と猫なで声ですごく優しく言ったことがあります。逆に夫は「そんなはずがない」と怖がってていましたね。普段ドSな女性が、優しくあり得ないことを言うと、相手は怖がってそれをしないんだな、と思いました。
あなたは、彼氏の浮気はゼッタイに許さない、というスタンスをとってくださいね。
では。