こんにちは。婚活コンサルのKYOKOです。
いつもサイトに遊びに来てくださり、ありがとうございます。
私はNPO法人カナライズで婚活コンサルをやらせていただいていますが、いつも婚活している人には「寝る」「食べる」「仕事する」以外は婚活の時間にしましょう、とお伝えしています。
ですが、最近、婚活の時間を増やす方が増えてきたのは喜ばしいのですが、婚活難民と呼ばれる人も増えつつあるようなので、そのことについて警笛を鳴らしたいと存じます。
婚活2年目 婚活の弊害を知る
婚活パーティーが今のように全国で盛んにおこなわれるようになったのは、そんなに昔からではありません。H26年5月に日本創生会議の「ストップ少子化・地方元気戦略」いわゆる増田レポートが発表されてからです。それに合わせて内閣府が発表した結婚に対する意識調査で、結婚年齢にある人の結婚しない理由として「出会いが少ない」と答えた人が多かった、ということがあげられます。
それからしばらくして、地方自治体が少子化対策や地域活性化の名目で音頭をとったり、大手企業が結婚相談所を立ち上げたりして、婚活に関する取組みが全国で行われるようになりました。
この記事を書いているのが、H31年2月ですので、まだ発表になってから5年なんですね。
その頃に婚活を始めた方は、さすがに結婚している方も多いと思います。が、私の知る限り、まだ結婚相手を探していて、結婚していない40代もいらっしゃいます。
ここでいう「婚活難民」にあてはまるどころか、生涯独身予備軍です。
婚活パーティーで以前会った人とまた出会うことが増えた
そんな声も聞こえます。難民のように、あちこちと移動するのです。短期間のうちならまだ有りうるのですが、何年も同じ人に合うこともあるようです。
好きな人を見つけられない
決まらないんですね。
見つけられないのでなく、出会ったとしても選ばれない。
選ばれたとしても何か違うと思って、すぐに別れる。
相手もいない
婚活2年目ともなると、その厳しい現実を肌で感じていらっしゃるのではないでしょうか。
そもそも、好きな人を見つけよう、というのがちょっと無理があります。
女性は一目惚れはあまりしません。何度か付き合って、だんだんと好きになるものなのです。その一目惚れをしない生物が、たった2時間程度のお見合いや婚活パーティーで人を好きになるなんてことはできないですから。
あまり自分を追い込むように、好きな人を見つけようと思うのでななく、
気の合いそうな人、興味をもった人を見つけられたらいいな、ぐらいの気持ちでよいのではないでしょうか。
婚活 誰とも会いたくない
100回もお見合いしたら、誰だってイヤになりますよね。
何が何だかどうしたらよいか、わからなくなってしまうのです。
私いったい何を探しているんだろうという状態。
人に会うと減点から始まってしまい、帰る頃は、マイナスになって別れる始末。見る目は日増しに厳しくなり、気が付けば30代後半。
もう誰とも会いたくない、と思うのも無理はないですヨ。
女性の婚活難民はこうして生まれる
婚活を始めたら、
1年以内に相手を見つけて付き合い
2年目には結婚、
という理想のパターンがあります。1年目に何も起らず2年目になった時に、
「自分は遅れている。このままではまずい。」
という意識をもつことがまず大事です。
2年目になっても、お見合いしても決まらない、婚活パーティーでマッチングしない、いいなと思う人と巡り合わない、ということなら、
あなたはズバリ婚活難民予備軍となっている可能性があります。
ネットがあるからいつでも婚活パーティーに行ける!
ダメなら次がある!
周囲から「結婚はまだか」と言われていない(残酷な個人主義の時代)
友達もまだ独身!
とにかく理想の人に出会うまで、婚活する!
という具合。
100回お見合いしても決まらない、決められない、という人もいます。
それって、まずいでしょ。お見合いが目的のようになってしまっていませんか?
ネットでの情報をいつでも入手できるので、すぐに情報を得て活動しようと思えばいつでも活動できるわけで、その安心感が弊害となっているケースが見られます。
特に35歳以上で40代の女性に見受けられます。
いわゆる、
選びすぎ
なのです。
理想の相手でないから、次に行こう、と思っていますね。ここまで来たら、妥協したくないから、と。
いくつになっても自分は20代、30代のつもりでいる方もいます。
確実に対象となる男性は減っていて、参加した婚活パーティーに一人も対象者がいないこともたびたびあります。
自分は選んでいるつもりでも、実は誰からも選ばれていない、ということもよくあります。
私の経験から、「ここまで来たら妥協しない。」と考えている40代の人は、男女に限らず、生涯独身となる可能性が高いです。生涯独身とは、国の統計上の分類で、50歳になっても一度も結婚したことのない人のことです。
この婚活応援サイトの読者には、そんな人にはなって欲しくないです。
理想の相手って何ですか?
まさか、40代で、高学歴、高身長、高収入の人またはそれらに類する人、
なんていう理想はもっていませんよね?
男性の良いところを見つけられないで、外見や地位などに囚われている人は、
ホントに生涯独身になるかもしれません。
男性に会ったら、加点方式で相手を評価してください!くれぐれも減点方式はしないように。でないと、婚活難民から脱出できません。
大企業で働いていても仕事のできない人もいます。
外見が良くてもDVかもしれません。
ドケチで嫌われ者かもしれません。
そうでなくて普通の人を選べる目でもって相手を選んでください。
結婚したその後の生活、その後の毎日に思いを馳せてください。
そのように意識を変えることで、
婚活会場をさまよう婚活難民から卒業することができるかもしれません。
何か理由があって、結婚できなかった人が多いと見受けられます。人生経験もあり、それが魅力となっていますから、その魅力を発揮してほしいと思います。
40代の男性の婚活難民はこうして生まれる
40代の男性は、つかめない夢を見ていると思わざるをえません。
いつまでも「若い子」が好き。自分にも若い嫁さんに来てくれる、と現実離れした夢を見ていると、40代後半に突入します。そして、やがて生涯独身者として政府にカウントされてしまいます。
はっきり言って、若い女性からは、40代はおじさんなので、結婚したいと思われません。
よほど、財産をもっているとか、お金持ちとか、家系がすごい、など例外もありますが、そういう人は婚活パーティーに参加しないで、相手は向こうからやってきますから、この記事を読むこともありません。
婚活パーティーで運よくマッチングしたとしても、若い女性はあなたの年齢を知ったら確実に去ります。年齢を隠して付き合おう、そのうちに自分の魅力に気づいて離れたくなくなるだろう、そうなってから年齢を言おう、なんていう三流テレビドラマのようなバカげた考えはやめてくださいね。相手にとっても自分にとっても時間のムダになり、相手の親からの信頼も得られません。
いつまでも男性が夢を見てしまう原因の一つとして、時々年取った芸能人が若いタレントと結婚、ということが話題になるので、自分もそれが出来る、と思い込んでしまうということがあるようです。最近は、48歳と20代の元モモクロメンバーの結婚という話題がありました。
あれが自分にもありうる、と錯覚してしまうんです。
芸能人だからできるのに。
40代の男性の婚活難民及び生涯独身は、若い女性をねらってばかりいるので今後も増えると私はみています。
このサイトで、いくらモテる方法を伝授しても、
年とった人と若い女性を無理矢理結びつけるまでの威力はありません。
若い女性と結婚したかったのなら、20代のときから婚活を熱心にしておくべきでした。
婚活難民は、付き合い始めてもすぐに別れる
これもネットの弊害でしょう。
また次がある、と思ってしまうんですね。
最後は自分でも何をどうしたいのか、わからなくなりますよ。
世の中には、「妥協」という言葉があります。
「妥協」は決して悪い言葉ではありません。
日本人は、様々な弊害を「妥協」という技術を使って、うまく乗り越えてきました。
条件が本当はいくつもあったのに、それでは交渉が成立しないから、一つ二つに絞った、これを「妥協」と呼んでいます。この技術、頭のいい方法です。
どうしても譲れないものを一つ二つに絞るのです。
3~5個あった条件をぐっと絞ります。
すると、理想の相手が、ぐんと対象が広がるとともに、絞る過程で、本当に幸せになるには、どうしたら良いか、ということもあなた自身、考えるようになりますよ。
幸せって、目に見えないのですが、案外手に届くような近くにあるものなのです。遠い理想を追っていると、かえって近くのものが見えにくくなってしまいます。
本当の理想は何か、他と比較しないで本当に自分が望むものは何か、若い人は感性と心が発達しているので、早く相手を見つけて結婚しています。あなたもそういう時期がかつてあったはず。そういう若い人の心をいつまでも持ち続けたいですね。
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