婚約と入籍の違いについて聞かれました!

婚活初心者のY子さんから、こんな質問をもらいました。

「「婚約」と「入籍」ってどう違うのですか?」と。

こうした質問は、入籍する前に、婚約状態ともいえる同棲を始めるカップルがそれほどめずらしくない時代になりつつあるがゆえに、言葉の区別がつきにくくなっているのかな、と思いました。特に10代〜20代前半ぐらいの方だと混乱してしまうのではないでしょうか。

婚約と入籍の違いは何?

婚約とは

まず婚約とは、交際相手に「結婚してください。」と伝え、お相手がその申し出に了承したタイミングで、婚約をしたという状態になります。なので、この時点では籍は入っていないので、まだ夫婦というわけではありません。

でも、大体この婚約をした時点から結婚指輪を2人で選び始めたり、結婚式や新婚旅行はいつ頃するのか、結婚後の新居はどうするのか、仕事はどうするのか、入籍日はいつにするのかなど、結婚するにあたって決めなくてはいけないたくさんの事柄を2人で話し始め、具体的に結婚へ向かって走り始めます。

ちなみに「婚約破棄」という言葉もあるように、1度婚約状態になると、まだ籍は入っていなくても勝手な理由で結婚を放棄するということは許されません。場合によっては、訴えられ損害賠償請求の責任を負うことにもなりかねませんので、プロポーズはきちんと覚悟を持って行いましょう。

入籍とは

次に入籍とは、役所に婚姻届を提出して晴れて夫婦関係となることを言います。

現在は国際結婚等特殊な場合を除いて夫婦別姓は認められていません。なので、男女どちらかの姓に統一する必要があります。

一般的なイメージとして、女性が男性の姓になるという考えがある方もいらっしゃるかと思いますが、別に男性が女性の姓に合わせても問題ありません。私の友人でも男性で、元々自分の姓があまり好きではなかったため、結婚を機に奥さんの名字に変更したという方もいらっしゃいます。

入籍すると、遺産を相続する権利や実子の監護義務、家事や債務の連帯責任などの義務が生じることになります。

婚約と入籍の違いを知ったら、婚約日や入籍日の選び方も知ろう!

婚約日について

婚約日は、たいがいプロポーズして、それを受けた日としています。

もちろん、プロポーズをする側が自由に決めて構いませんが、たいがいのカップルは、お相手の誕生日やクリスマスなど、記憶に残るような日にしているようです。

入籍というのは、戸籍上で西暦何年の何月何日入籍ということが記載されるので、忘れるということはありませんが、婚約日というのはどこにも記載が残りません。

なんとなく時期は覚えていても、明確にプロポーズされた日というのは覚えていない人も多いですヨ。

また、婚約するために行うプロポーズは、多くの女性がロマンティックなものを夢見ていると思いますので、男性の皆さんは是非頑張ってお相手の記憶に残るようなプロポーズを考えてみて欲しいです。

 

余談ですが、

テレビドラマを見ていると、大きなダイアモンドがついた婚約指輪を手に、「僕と結婚してください!」とプロポーズするシーンをよく見ますが、婚約指輪に関しては、婚約してから彼女と2人で選びに行くことも最近はよくあります。

指のサイズも彼女に合わせる必要がありますし、アクセサリーの女性の好みはまちまちです。なので、プロポーズのときに婚約指輪を渡して、後々「実は好みの柄じゃなかった」「本当はあのブランドの指輪が欲しかった」などと陰で文句を言っている女性を見たことがあります。

婚約のときにも何かプレゼントを渡したい場合には、薔薇の花束やネックレスなど指輪以外のものにしておいた方が無難といえば無難ですよ。

どうせなら、予算以上に値打ちのある指輪を選びたいですよね!

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入籍日について

入籍日は付き合った記念日にする人や彼女の誕生日、結婚式の翌日にする人など様々です。あとは、11月22日は「良い夫婦の日」とされているので、この日に入籍をするという方も結構聞きます。

エンジェル1号

私の妹は、付き合って1年記念日を入籍日としました。

妹と彼氏は付き合っていた頃に遠距離だったこともあり、結婚して早く一緒に暮らしたいという思いがあり、付き合って4ヶ月ほどで婚約し、その後の8ヶ月ほどの間にご両親への挨拶、婚約指輪・結婚指輪の作成、白無垢を着て前撮り、結婚式の日取りの決定、新婚旅行の行き先と時期の決定、職場への退職報告を行うこととなります。

それと、妹は、婚約から入籍日までの間でお互いに結婚の意思が揺るがないかということを確認出来た点も良かったと言っています。

彼女も出会って数ヶ月の相手と結婚することは少し不安な部分もあったということですが、入籍までの8ヶ月で自分の気持ちを確かめることが出来たのは良かったとのこと。

婚約の状態でもまだ籍が入っているわけではないので、お互いの合意があればお別れする選択を取ることも可能です。

最近では昔に比べると離婚という選択をする方も増えましたが、それでも入籍は軽い気持ちで行わず、しっかりと考えてから行って欲しいですね。

まとめ

以前は、 お付き合い → 婚約 → 結婚(入籍   という、このパターンがほとんどでした。

ところが今は、 お付き合い → 同棲 (婚約・結婚)  → 入籍 こうしたパターンもめずらしいことではなくなりました。

以前は、実質、入籍しないと二人で暮らすということはなく、そのためには、婚約という段階が必須でした。

ところが、同棲するカップルが増えてくると、入籍しなくても同棲という結婚生活と同じ生活をすることができ、明確な婚約という段階を経なくても二人で暮らすことができてしまうようになりました。

そうなると、同棲していることと婚約して結婚していることとは同じであり、以前でいうところの入籍とも同じ、と混乱してもしょうがないですね。

婚約は交際相手にプロポーズをし、それが承諾されて成立します。

入籍は役所に婚姻届を提出して受理してもらったことを言います。

婚約も入籍も、自分だけでなく、相手の人生も左右する重要な決断です。何度も婚約しては破棄する海外セレブのあきれた行動は、決してマネしないでください。

あなたの人生をあなたらしく~幸せな結婚をお祈りしています(୨୧ ❛ᴗ❛)✧

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