結婚祝いの寄せ書きにすぐ使えるお助け例文集!

結婚祝いで親しい方に贈る寄せ書き。

お世話になっているからこそ、素敵なメッセージを贈りたいけど、いざ書くとなると言葉が浮かばない! なんてこと、ありますよね。

贈る相手やタイミングによっても文面が変わるので、気のきいた言葉を……と頭を悩ませます。

 

今回は贈る相手やタイミングに合わせた文例とともに結婚祝いのメッセージに関するマナーもご紹介しますネ。

結婚祝いの寄せ書き 贈る相手別文例集

まずは、友人編からまいりましょう^^

①友人編

 

親しい友人へのメッセージは堅苦しく考えなくて大丈夫!

普段どおりの言葉で、まっすぐにお祝いの言葉を伝えましょう。

そこまで親しくない友人の場合は、丁寧語で贈るのが無難です。

友人との思い出を盛り込めば、メッセージに彩りを添えることができるでしょう。

ただし、友人にあたる新郎または新婦のみに向けたメッセージにならないよう

注意しましょう。

文例1

結婚おめでとう

末永くお幸せに!

文例2

ご結婚おめでとう!

二人で笑顔あふれる明るい家庭を築いてね

落ち着いたら新居に遊びに行かせてくださいな!

文例3

〇〇君、△△ちゃん、結婚おめでとう

二人が幸せになってくれて本当に嬉しいよ

これからは家族ぐるみでよろしくね!

末永くお幸せに

②同僚編

友人に近いですが、あくまでも職場関係のつながりのため、基本的には丁寧な文章を心がけるといいでしょう。

ただし、プライベートでも友人のように仲がいい場合は、友人編の文例を参考にしてもいいかもしれません。

文例1

ご結婚おめでとうございます

落ち着いたら、ぜひ新居に伺わせてください

末永くお幸せに!

文例2

ご結婚おめでとうございます

今まで以上に誰もがうらやむ

仲良し夫婦になることを祈っています

文例3

ご結婚おめでとうございます

いつも職場を明るくしてくれる〇〇くんと△△さん

楽しくて温かい家庭が築けると信じています

いつまでもお幸せに!

③先輩・上司編

相手が先輩や上司の場合、特に言葉遣いに気をつけましょう。

失礼のないように、丁寧な文章でお祝いの気持ちを伝えます。

親しい先輩や上司であれば、日ごろの感謝の気持ちや、

職場でのエピソードを添えるのもオリジナリティが出ていいですね。

文例1

ご結婚おめでとうございます

お二人の幸せな門出を

心からお慶び申し上げます

文例2

ご結婚おめでとうございます

心よりお祝い申し上げます

お二人の末永い健康とご多幸を心よりお祈りいたします

文例3

ご結婚おめでとうございます

仕事ではいつも〇〇さんに教えていただくばかりですが

今度はぜひ

素敵なパートナーの見つけ方もご教授ください

末永くお幸せに

④後輩・部下編

二人を応援するような、背中を押す温かいメッセージがオススメです。

文例1

結婚おめでとう

入社した頃

みんなより早く出社して掃除や準備をしてくれていたね

努力家の〇〇さんならきっと

温かくて思いやり溢れる家庭が築けると思います

末永くお幸せに

文例2

ご結婚おめでとう

〇〇さんはどんな時でも明るく

職場のみんなを盛り上げてくれています

その明るさは新生活でも活かされることでしょう

お二人の末永いお幸せをお祈りしております

文例3

ご結婚おめでとうございます

いつも朗らかな〇〇さんなら

きっと居心地のいい家庭を築けるでしょうね

いつまでもお幸せに!

⑤兄弟姉妹・親戚編

兄弟姉妹へは、いつも通りの親しみを込めた言葉でOK。

親戚の場合は、距離感によって変わってきます。

長年会っていない場合は、丁寧な表現を心がけるといいですよ。

幼い頃のエピソードなどを交えると、印象深いメッセージになります。

兄弟姉妹:文例1

結婚おめでとう!

お兄ちゃんが結婚だなんて

まだ実感がわかないな

〇〇さんは優しくて素敵な人だね

お姉さんができて嬉しいよ

これからも仲良く幸せにね

兄弟姉妹:文例2

結婚おめでとう

弟に先を越されるのはちょっと悔しいけど

幸せを祈ります

新居へのお誘いを待ってるよ!

親戚:文例1

〇〇ちゃんご結婚おめでとう

子供の頃よく遊んだ〇〇ちゃんが結婚だなんて

なんだか胸がいっぱいです

今度旦那様のお話も聞かせてくださいね

お幸せに!

親戚:文例2

ご結婚おめでとうございます

〇〇ちゃんが素敵な伴侶と出会い

最良の日を迎えられたことを

喜ばしく思います

落ち着いたら

ぜひお二人で遊びに来てくださいね

⑥連名編

複数人が連名でメッセージを贈る場合、

『みんな』や『私たち』、『〇〇一同』といった言葉を入れましょう。

文例1

ご結婚おめでとう!

みんなが〇〇ちゃんの結婚を祝福しています

末永くお幸せに!

文例2

ご結婚おめでとうございます

おふたりの末永いご多幸をお祈り申し上げます

私たちからささやかなお祝いの品を贈ります

文例3

ご結婚おめでとうございます

お二人の末永い幸せを 〇〇一同

心よりお祈りいたします

⑦英文で贈るメッセージ編

他とはひと味違ったセンスのあるメッセージを贈りたい!

そんな時は、英文でお祝いを伝えるのはいかがでしょうか。

国際結婚のカップルに贈るのも素敵ですね。

文例1

Congratulations on your marriage.

(ご結婚おめでとうございます)

文例2

Happily Ever After.

(いつまでもお幸せに)

文例3

I wish your love grow forever.

(二人の愛が永遠に続きますように)

文例4

I’m very happy for you.

(心からの祝福を)

文例5

Wishing you many years of joy and happiness!

(お二人の新生活が 喜びと幸せに溢れますように)

文例6

I hope you have a long and loving life together.

(二人で末永く愛に溢れた人生を送れますように)

⑧結婚式に欠席する場合のメッセージ

結婚式をやむを得ず欠席する場合には、

謝罪とともに「出席できなくて残念です」という旨を付け加えるのが良いでしょう。

文例1

ご結婚おめでとうございます

ご招待いただいたのに 出席できずに申し訳ありません

お二人の未来が素晴らしいものでありますようお祈りいたします

文例2

ご結婚おめでとうございます

お二人の晴れ舞台を見ることができず大変残念です

お二人の未来が素晴らしいものであるようにお祈り申し上げます

文例3

ご結婚おめでとうございます

おふたりの晴れのお席にお招きをいただきましたが

やむを得ない事情により欠席させていただきます

素敵なお式になりますよう心からお祈り申し上げます

⑨結婚式後に贈る結婚祝いのメッセージ

結婚式に出席した場合

文例1

ご結婚おめでとうございます

結婚式では幸せいっぱいの二人の笑顔

幸せのおすそわけをしてもらいました

いつまでもこの時の気持ちを大切にお幸せにね

文例2

ご結婚おめでとうございます

結婚式では〇〇ちゃんのウェディングドレス姿が綺麗すぎて感動してしまいました

二人で温かい家庭を築いていってくださいね

 

結婚式に欠席した場合

文例1

ご結婚おめでとうございます

結婚式の写真を見て

二人の幸せそうな姿に

私も幸せを分けてもらいました

これからも末永くお幸せに

文例2

ご結婚おめでとうございます

遅くなってしまいましたが

私からのお祝いを受け取って頂けたら嬉しいです

お二人の未来が幸せで溢れますように

⑩ユーモアや格言、リズムを取り入れた文例

文例1(あいうえお作文)

「お」おふたりが

「め」めぐりあい

「で」出会えた幸せに感謝して

「と」友達として

「う」うれしく思います

結婚おめでとう!

文例2(格言の引用)

「愛する─それは互いに見つめあうことではなく 一緒に同じ方向を見つめることである」

(サン・テグジュペリ/フランスの作家)

 

この言葉のように

困難があっても

いつまでも同じ方向を見つめて

乗り越えていってください

結婚おめでとう

末永くお幸せに

文例3(五・七・五)

「おめでとう

感謝の気持ちを

大切に」

結婚おめでとうございます

 

 

インパクトのあるメッセージは、新郎新婦にも印象深く喜ばれます。

ただし、相手が目上の方であったり、そこまで親しくなかったりする場合は

避けましょう。

贈る相手との関係性をよく考えたメッセージが大切です。

結婚祝いの寄せ書き例文を参考として書く前に注意すること!

 ①メッセージに入れる想いを意識して書く

たとえ短いメッセージだとしても、『結婚を祝福する気持ち』と、『今後の幸せを祈る想い』 が文面から伝わることが大切です。

 

新郎新婦が出会い、二人での新生活をスタートすることへの祝福の気持ちを「ご結婚おめでとうございます」「結婚おめでとう!」など、分かりやすい言葉でお祝いしましょう。

 

そして「お二人の末永い幸せを願っています」と今後の幸せへの祈りを綴ります。

 

夫婦として共に歩み、支え合う人生がこの先も永く続き、幸多いことを願っているとメッセージにして贈ります。

 

難しく考える必要はありません。

『祝福』と『お祈り』を伝えることを前提に、あなた自身の素直な気持ちを綴れば大丈夫です。

②句読点は入れない

句点には『終止符を打つ』という意味があります。

また、読点からも『区切る』という言葉を連想させるため、それぞれ結婚祝いのメッセージに使用するのはマナー違反です。

無意識に使用してしまうことがあるので、気をつけましょう。

 

メッセージが長くなる場合は、句読点の代わりに改行や空白を入れて読みやすくします。

③NGワードは使用しない

忌み言葉 「別れる」「壊れる」「裂ける」「終わる」「最後」「絶える」「切る」など

 

重ね言葉 「ますます」「またまた」「いよいよ」「再三」「しばしば」「くれぐれ」など

 

上記の言葉は、離婚や再婚をイメージさせる言葉として結婚祝いのメッセージにはふさわしくありません。

意図せずに使ってしまうこともあるので、寄せ書きを書く際には注意が必要です。

 

※忌み言葉や重ね言葉は、別の言葉に置き換えることで回避できます。

例:

「新しいスタートを切るお二人に」

「新しいスタートラインに立ったお二人に」

 

例:

「〇〇ちゃんをくれぐれも幸せにしてあげてくださいね」

「〇〇ちゃんをどうか幸せにしてあげてくださいね」

③相手との関係性を意識する

家族・友人といった親しい間柄では、NGワードを使わない限り、メッセージの形式は問われません。

親しみを感じられる表現の方が喜ばれることでしょう。

 

ただし、会社の上司や年長者など、自分より目上の方の場合は注意が必要です。

丁寧な言い回しや敬意の伝わる表現で失礼がないように心がけましょう。

 

普段から距離感が近く、気心の知れた上司の場合は対応に迷いますね。

上司の人柄によりますが、まずは形式的なお祝いのメッセージを贈るのが無難です。

その後「おめでとうございます! 今度お祝いに伺わせてください!」と口頭で祝福の気持ちを伝えるのはいかがでしょうか。

 

同僚の場合は、友人に近い関係ではありますが、やはり職場関係の人ですので、少し丁寧な表現を意識するといいかもしれません。

 

複数人から連名で贈る場合は、『みんな』や『私たち』を使いましょう。

 

独自のメッセージを意識するなら、英文メッセージやあいうえお作文、格言などを用いたメッセージも面白くて印象的です。

 

また、結婚式に欠席する場合は、謝罪の言葉と「出席できなくて残念だ」という気持ちを必ず伝えましょう。

 

結婚式後にメッセージを贈る場合は、出席したのなら式の感想を。

欠席の場合は、遅ればせながらのお祝いをしっかりと伝えられるといいですね。

 

新郎新婦の両親に向けては、

新郎側なら「ご子息様」、新婦側なら「お嬢様」と敬称します。

④インクは黒か濃紺を使用

友人や家族など親しい相手にはカラフルなペンを使っても問題ありませんが、基本的には、黒か濃紺を使うのがマナーです。

⑤二つ折りカードの場合は片面だけに書く

メッセージカードには二つ折りのタイプがあります。

縦折りのものは右側の面、横折りのものは下側の面と、それぞれ片面のみに書くのがルールです。

⑥封筒の入れ方に注意

カードの表側が、封筒の表側と同じ向きになるように入れます。