結納、あなたはやるやらない?みんなはどうしてる?

「結納」と聞くとなんだか堅苦しいイメージがありませんか?一昔前までは結納は当たり前と言ってもいいほど、ポピュラーにとりおこなわれていたものですが、現在では「結納はしない」と言った方がほとんどなのです。

最近では「正式結納」ではなく、「略式結納」「両家顔合わせ食事会」をおこなっている方が多く見られます。

それぞれの特徴をお話ししていきますので、自分たちにはどのスタイルが合っているか、参考にしてみてください。

結納は、あなたはやるやらない派?

あるアンケートでは、実際に結納を行ったのは、正式結納、略式結納合わせて、わずか5パーセントしかいないそうです。ほとんどの方は結納をしていません。

結納を行った人に聞いてみると「結婚は大きな儀式、けじめの為にも行った」「親が行ったから自分たちも行った」「親にやるように言われたから」という意見が多く見られました。

逆に結納を行わなかった人に聞いてみると「結納の準備が大変だから」「両家共に堅苦しい雰囲気は苦手だったため」「多忙なため」「どちらでもいいと言われたため」という意見が多く見られました。

結納、顔合わせ食事会の特徴を教えて!

「正式結納」

仲人が新郎新婦の家を行き来して結納を交わす儀式の事です。結納品を運ぶことも、受書を届けることも全て仲人が行うため、両家が会うことはありません。

「略式結納」

仲人は立てずに、両家がそろって結納の儀式を行う事です。ホテルなどで行われる事がほとんどです。結納品を納め、結納の時に交わす言葉など、決められた通りの手順で行います。

「顔合わせ食事会」

親睦を深めるために行う食事会の事です。食事会は結婚をする2人とお互いの両親が集まり行います。せっかくの場なので祖父母や兄弟を呼ぶのもいいでしょう。しかし親戚まで呼ぶとなると歯止めが利かなくなってきます。ごく身近な家族のみにしておきましょう。

結納をやるやらないかは誰が決めるの?

基本的には結婚するお二人で決めます。2人で決めたことを親に相談し最終的に判断するといいでしょう。

しかし結婚は2人だけの問題ではありません。赤の他人同士が夫婦になるという事は本当に大きな出来事です。

今後一生の付き合いとなるため、家族も関係してきます。自分たちの考えが1番ですが、親の意見にも耳を傾けましょう。

全員が同一意見であれば良いのですが、中には意見が割れることもあります。その際どちらの意見を尊重するべきなのは慎重に判断する必要があります。

先輩の結納経験を聞いてみた!

現在30代後半のAさんに結納体験を聞いてみました。

「私は実際『略式結納』を行い、結納後に食事会を開きました。場所は私の地元のホテルです。参加したのは両家の両親、私たちの計6名でした。相手方は遠方からお越しくださいました。

まず結婚をすることが決まった際に、2人で結納の件で話し合いました。

私たち2人は「しなくてもいいかな?」という感じでしたが、両家の両親ともに「結納はしたい」という考えでした。

私たちも絶対やりたくないという感じではなかった為、親の意見を尊重しました。昔は仲人を立てるのが普通だったようですが、私たちは今の時代に合わせ仲人は立てず「略式結納」を行いました。

結納をすることが決まったのはよいのですが、その後ホテルの手配、両家の予定合わせなど、正直大変だったな…。という思い出があります。

結納当日を迎え、結納について知識がなかったためすごく緊張していましたが、ホテルの方が手順を丁寧に教えてくださり、無事に結納の儀式を終えることが出来ました。

その後の食事会では両家の緊張もほぐれ、それぞれお酒を飲んでいたこともあり、和気あいあいと楽しく食事することが出来ました。

両家について紹介し合い、親たちは子供たちの思い出話をしました。そして結納の食事会の場で結婚式についての話し合いも行われ、そこで結婚式を行うことも決まりました。」

Aさんからのアドバイス

私が思う結納を行ってのメリットはやはり大きな節目にしっかりとけじめをつけることが出来たという事です。

やはり結納は堅苦しい雰囲気ではありましたが、この雰囲気のおかげでいい緊張感を持つことが出来、「しっかり夫婦として歩んでいこう」と決意することが出来ました。

デメリットは準備が大変だったことです。

両家両親ともに仕事をしていたため、予定合わせが1番大変でした。費用に関しては、彼側がもってくれていたため、正直どのくらいかかったかわかりません。

またその時に頂いた結納品も結構な大きさで閉まっておくにもスペースが必要となりました。

最近では結納も食事会も何もしないという方も増えているようですが、私としての意見は、結納はしなくても食事会くらいは行ってもいいのではないかなと思います。

なにかの儀式をとりおこなう事で夫婦になる実感を味わうこともできますし、決意することもできます。しかし何事に相手も儀式を行うことは費用が掛かってきます。

まずは自分たち2人でしっかりと話し合い、意見を統一させて両親とも話し合いを進めていくのがよいと思いました。あなたの場合も、両家みんなが納得のいく良い形になることを願っています。」

まとめ

正式、略式ともに結納を行うカップルはわずか5%ということですが、どうやらその大きな理由は、準備が大変だから、ということもあるようですね。

でも、両家顔合わせの食事会ならば、準備は日程調整だけで、かなり気楽にできます。

いきなり結婚式で両家が初対面、というよりも、事前に互いの家族が知り合っておいた方が、結婚的もなごやかに執り行えますヨ。

食事会は、ホテルのレストランの個室で行えば、ホテル側から目的を聞かれますから、きちんとした対応をしてもらえますよ。

 

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