価値観が合わないという理由で断られた裏の理由!その1

お付き合いを断る理由として、「価値観の相違」、と一言で言うと、何となく納得するかと思いますが、掘り下げてみると、実にいろいろな理由が出てきます。

お見合いをしてお付き合いを断るのに、「価値観の違い」という言葉は便利です。でも、相手に言われたとき、自分としては「??」となりますよね。

そこで、どんなことが価値観の違い、として断られたか、あるいは断ったか、について順次このサイトに掲載してまいります。

今回は、一見、価値観とは関係なさそうな話から。↓ ↓

まず、質問です。

①赤

②ピンク

③黄色

④水色

⑤黒色

 

このうち、欲しくない色は、何番ですか?複数でもいいのでお答えください。

Aさん:①のみです

Bさん:②です

Cさん:①と③と④です。

Dさん:③のみ必要です。

Eさん:⑤です。

 

さて、ここで皆さんに質問です。上のAさんからEさんまで、違う答え方をしているのは誰でしょうか。

 

答え Dさん

 

はい、正解です。いらないものを聞かれているのに、必要なものを答えているからですね。

 

Dさんの答えは、試験ではバツになります。そして、会社の仕事でも、上司に注意されます。

私も若い頃、Dさんのような答え方をして「そんなことは聞いていない。」と上司に注意されたことがあり、聞かれたことを正確に答える訓練ができています。

もちろん、逆に考えればわかることではありますが、上司からすると「なぜ、おまえの答えをオレがいちいち斟酌しなければならないんだ?」ということになります。そういう質問はされていないんですね。まして、忙しい上司にとっては、記号だけ聞いてしまいかねないので、ミスの原因となります。

上司がDさんの答えを聞き間違えたのは、上司のせいではなく、Dさんが間違えた答え方をしたからです。

こんな簡単なやり取りミスでも、相手に与える自分の印象は変わってくるんですよ。

Dさんは、こういう答え方を日常でしていると、おそらく、コミュニケーションの取りずらい人だな、変わった人だな、などと周囲からも思われるはずです。

Dさんと付き合うようになってから、なんだかこちらが謝ることが多くなった、とか、トラブルが多くなったとか。

そのうち、いちいち変換しなければならないし、最後まで何を言っているか聞かないとならないし、「面倒くさい人だな。」と思われ、交際相手からはお断りのメールが。

理由は「価値観の相違」

まさか、面倒くさい人、などとは言えないですからね。(つづく)